たぬきんぐの簿記3級記事ですじゃ!
第149回日商簿記3級に見事合格してきました!

念願の100点~やったね、パチパチ♪
簿記3級は3つのポイントを押さえておけば合格できるので、そこの理解度をしっかり深めていきましょう。
ポイント1:借方と貸方を理解する
貸借対照表と損益計算書をきっちり覚えます。

これが貸借対照表で・・・

こっちが損益計算書。
簿記3級で苦しんでいる人は多分ここの理解があいまいなのだと思います。
二つの図を理解するだけですので、死ぬ気でやれば1時間あれば覚えることができるはず。
この図を覚えたら
・現金
・借入金
・資本金
・旅費交通費
・売上
などの簡単な勘定項目をついでに覚えてしまいましょう。
毎日二つの表を間違えずに書けるように練習すれば、簿記3級の勉強は3割ほど終わったようなものです。
覚えられない方はキャラクターやストーリーを使って仕組みで覚えましょう。
関連記事:借方・貸方は〇〇を使えば簡単!間違えない覚え方【簿記3級】
ポイント2:勘定科目と仕訳を理解する
ポイント1を覚えたら、次はどの勘定科目がどういう役割か理解していくステップになります。
当座預金や買掛金、減価償却費など一つずつの用語を整理して勉強していきます。
ここで大事なのは、実際に仕訳をどんどん書いて覚えていくこと。
簡単な仕訳をどんどん書いて、仕訳を体に叩き込みましょう。
例えば「買掛金」と言われると初心者には聞きなれない言葉です。
しかし、クレジットカードでお買い物をして銀行から後でお金が引き落とされる仕組みは理解している方が多いでしょう。
・クレジットカードで商品を買う
・銀行からお金が引き落とされる
この2つを簿記で書くと
(消耗品費) 200 (買掛金) 200
(買掛金) 200 (普通預金) 200
となります。
まず、簡単な勘定科目を理解しつつ、どんどん仕訳を書いていきましょう。
混乱しやすいポイントをすべて覚えてから仕訳の練習をするより、どんどん手を動かしながら仕訳を気軽にできるようにトレーニングする方がいいです。
・消耗品費と消耗品の違い
・立替金?前払金?仮払金?
みたいな混乱しがちなところは最後の詰めでマスターすればいいのです。
日常生活を仕訳で書いてみるのもいい練習になります。
ポイント3:試算表・精算表・財務諸表を練習する
簿記3級の試験は、問3と問5で合わせて60点あります。
ここを全部正解すれば、残り10点で合格です。多少わからないところや計算間違いがあっても8割以上取れれば合格は大きく近づきます。
逆に問3と問5のどちらかが全くわからない場合、ほぼ不合格確定です。

上の写真は本番の計算用紙ですが、問3と問5は確実に正解するよう全て仕訳をしています。
問3と問5は表の書き方さえ覚えれば、あとはポイント1と2をマスターすればほとんど全て解けます。
問3と問5を確実に解くには、仕訳のスピードと正確性が必要になります。
簿記を効率よく勉強するにはアウトプットが大事です。
面倒がらずにどんどん仕訳を書きましょう。
仕訳をせずに数字だけ見て計算しようとしてはいけません。
慣れるまでは多少の計算ミスは仕方ないでしょう。筆者も本番こそ満点でしたが、過去問では1~2箇所間違えることが多かったです。
たぬきの簿記3級のポイントまとめ
簿記の勉強、最初のうちはなにをするべきか悩むと思います。
ひたすら仕訳の練習をしていけばどんどんスキルが上がっていきます。
ポイント1:貸借対照表と損益計算書を覚える
ポイント2:仕訳を練習する
ポイント3:表の書き方を覚える
以上3点をマスターするだけです。
もちろん練習時間は必要ですが、簿記3級は努力すれば誰でも合格のチャンスがあります。
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