高校野球の寄付金と新聞社の利益の仕組み

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たぬきんぐですじゃ。

夏の人気番組といえば高校野球。

夏の甲子園に出場した学校は宿泊費や滞在費が必要になるため生徒やOB、地元企業などに寄付金を募ります。

さて、なぜ寄付をしないといけないのでしょうか?

そんなに高野連の財政は厳しいのでしょうかのぅ?

高校野球はビジネスとして優良



日本高等学校野球連盟(以下高野連)の財政状況は高野連ホームページで確認することができます。

平成27年度の収支を見ますと、入場料収入だけで7億4千万以上。事業として大きな黒字ではありませんが、なぜ寄付金が必要なのでしょうか。

寄付金が必要な理由

高野連は夏の甲子園などの大会に出場するチームにも補助金を出しています。

全国大会 1校20人(選手18人、責任教師1人、監督1人)を限度とし、次の通り旅費と滞在費補助を支給する。

滞在費は抽選日(8月4日)から、その学校の最終試合日までの日数に対し、1日1人4,000円を補助する。

日本高等学校野球連盟 第99回全国高等学校野球選手権大会開催要項から引用

開催要項からわかるように、

1.最低限のメンバーの旅費と滞在費しか出ていない。マネージャーや補欠部員などは全て自腹を想定している。

2.衣食住含めて1日4千円では生活できない。

以上の二点から、寄付金なしでは甲子園に参加することは困難です。

大阪で寝泊まりして3食食べて、選択して。選手の1日だけでも追加で1万円程度必要でしょう。20人で10日間滞在するとすると

20 × 10 × 1万 =200万円

ということで

応援なし!補欠部員も来ない!

メンバーと引率者だけで来るコンパクト甲子園

でも、200万円程度は追加で必要になると考えられます。

実際は応援団や吹奏楽部などもバスでやってきますし、入場料も必要になってきます。

上の報告書は2014年に甲子園に参加して3回戦で敗退した二松學舍大学附属高等学校のものです。(二松學舍大学附属高等学校ホームページより引用)

6千万円以上の寄付金が集まり、そのうち4500万円以上が経費として使われています。

3回戦で負けてもこの状態です。

最後まで勝ち残ってしまうと資金が尽きてしまうこともあるわけですぞ・・・!

兵庫県のホームページでは県立高校の甲子園参加のためのふるさと納税の記事を読むことができます。

ふるさと納税で参加するというのは、もはや税金みたいなものですのぅ。

なぜか無料の放映権料

さて、春夏の甲子園はテレビ局にとって視聴率の高い有料コンテンツです。

決勝になると視聴率は20%を超えることもありますし、平均視聴率も昼間にやっていることを考えるとありえないほど高い。

野球はまだまだ国内では人気スポーツです。

さぞかし放映権料も高いのだろう・・・と思ったら、おかしなことに放映権料は無料なのです。

夏の甲子園なら朝日、春の甲子園なら毎日。あとはNHKが放送していますが・・・。まさかの無料。

Jリーグと比べてみる

DAZNが獲得したJリーグの放映権料が10年で2100億円。

夏の甲子園が48試合。

Jリーグのレギュラーシーズンの試合が306試合。

もちろんDAZNがJリーグに奮発した部分もあるでしょう。

しかしJリーグより高校野球のほうが視聴率が高いことを考えると、放映権料は年間30億くらいもらってもよさそうなものです。

なぜお金をとらないのでしょうか。

朝日や毎日は高校野球の放送でぼろ儲け状態です。

なぜ放映権をとらないのでしょう。

ちょうど朝日新聞の社長さんが高野連の名誉顧問をされているのですな。

こういった事情も関係しているのかもしれませんのぅ。

たぬきのまとめ

普通に考えたら高野連は放映権料をとるべきでしょう。

生徒やOB、地元企業に負担までさせておいて稼ぐべきところで稼がないのは意味不明ですじゃ!

というわけで、皆様ががんばって高校野球に寄付をすることで朝日新聞や毎日新聞が美味しい思いをしているわけですぞ。

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