幼児教育

小学校の「さくらんぼ計算」で混乱する親子が続出!?

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たぬきんぐですじゃ。

さくらんぼ計算、ご存知でしょうか?
最近の小学生たちは、さくらんぼ計算という方法で繰り上がりや繰り下がりの計算を習うことが多いのですが…

親も子も大混乱する家庭が続出しています。
小1~2の子を持つ親で苦労している方も多いでしょう。
これから小学生になる子がいる家庭も要警戒です。
しっかり理解して対応しましょう。

はじめに:さくらんぼ計算とは?

7+8=15

みたいな、桁が繰り上がる計算。
これを小学生が習うときに最近流行なのがさくらんぼ計算です。

さくらんぼ計算

7+8を計算するとき、まず8を3と5にわけます。
8のしたに二つぶら下がっているから「さくらんぼ」。
7と3を足して10を作り、余った5と足して15。

繰り上がりの足し算の片方を分解して、「10を作る」ことに執念を燃やすのがさくらんぼ計算です。

さくらんぼ引き算

14-7=7
のような引き算の場合は、14を10と4に分けて「さくらんぼ」。
さらにわけた10から7をひいて3にして、その3と先ほどの4を足して合わせて7。
このように「10からのひき算」だけをできるようにして繰り下がりの引き算を乗り切ろうとするのがさくらんぼ計算です。

面倒くさい!
そんなの習ったことない!

という親がほとんどのため、子供のさくらんぼ計算をフォローすることができず…
「さくらんぼ計算できちんと解かないとバツにするよ!」という指導を子供たちが受けているケースも多く…(手段が目的になってしまっています。学校ではありがちです。)

不評が多いのがさくらんぼ計算です。

さくらんぼ計算は無駄



学校関係者には申し訳ないですが、さくらんぼ計算はほとんどの子にとって無駄です。
一桁の足し算や簡単な繰り下がりの引き算は覚えてしまうのが一番早道です。

例えば次の計算、どうやって解きますか?

7+2=?

ほとんどの方は「9に決まってるだろ!」って思うわけですが、
どうやって計算したかそれ以上聞かれても困るわけです。
覚えてしまっているから。
7+2が9になる仕組みを聞かれても困るのです。

覚えていないと指を折って数えなくてはならなくなります。
このレベルの計算を覚えていないといろいろと不都合です。

1~9までの二つの数字の足し算など、7+2と2+7を別として扱っても81通りしかありません。掛け算の九九と同じですね。
基本の計算は九九と同じように覚えてしまうのが一番早いのです。

ちなみに学年が上がって「さくらんぼ計算」をやらなくなるステップで計算ミスを繰り返すようになる子も多いそうです。

対策:無理ない範囲で計算速度をあげておこう

一桁の足し算や繰り下がりの引き算が暗算でできないと、将来3桁や4桁の計算がスムーズにできなくなります。

さくらんぼ計算は手間が多く計算速度の低下にもつながります。

高校入試や大学入試、さらに将来の仕事のことを考えるとスムーズに計算できる能力を身につけたほうがいいことは言うまでもありません。

近所の小1の子でもさくらんぼ計算で困っている子がいます。
さくらんぼ計算で詰まっても、脱さくらんぼ計算の時期に詰まっても算数が苦手になってしまいます。
苦手意識を持たないためには計算力を身につけるしかありません。

幼児期から詰め込み教育をする必要はありませんが、入学前にスムーズに足し算程度はできるようになっておいた方がいいでしょう。
最近は幼稚園や保育園でも簡単な計算を教えるところが多いですが、教わってない場合は公文式やそろばんなどで計算力を付けておくことをおすすめします。

うちの子は公文式と幼稚園で計算を覚えていたので、たし算引き算はスムーズです。
学校でさくらんぼを作らずに暗算で解いてしまい怒られたこともあるようですが、計算さえできればOKなのだと繰り返し伝えています。

たぬきのまとめ

方法が目的になってしまい親子を混乱させているさくらんぼ計算。
しかしなくなる気配はありません。

学校教育だけに任せていると計算力の低下を招き、長期的には学力が落ちます。
先取りで勉強をしていない子は小学校の宿題の多さが負担になっています。
しかし計算がはやいと宿題も早く終わるので子どもが遊べる時間も増えます。

たぬきんぐは無理ない範囲で先取り勉強をしておくことをおすすめしています。
もちろん子供は遊ぶ時間も大事ですぞ!

関連記事:【子供・幼児教育】公文式を習うメリット・デメリット