幼児教育

小学校の英語教科化はいつから?親はどうすればいいの?

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英語が小学校で必修・教科になると教育はどう変わるのでしょうか。
子供にはどうやって教育していけばいいのでしょう。
子育て世代はよく考えておいた方がいい話題です。

小学校の英語教科化はいつから?



小学校の学習指導要領が変わる2020年から英語が教科化される予定になっています。
現在行われている小5・6年の外国語活動は小3・4年にスライドします。
小5・6年はそれぞれ年間70コマの英語授業が行われるようになり、小学生の授業時間の合計も合わせて140時間増えることになります。

他の授業を減らして…ではなく、英語の授業時間が増える分学校の授業時間(日数)が増えることになるのです。

これからの時代は英語を話す力が必要になる

今の子育て世代で英語がバリバリに話せる…という人はあまり多くないと思います。
しかし、これからの時代は英語が話せるメリットは多くなると考えられます。

受験のための英語から、実用のための英語へ。
次の世代はステップアップしないといけないのです。

時代の変化についていかないといけない

現在日本の人口は1.2億人以上います。
子供たちが社会人になる2050年頃には9千万人ほどになると考えられています。

今までは日本でものを作って、日本でものを買って…という「内需」が中心だったのですが、人口がどんどん減っていくとそうもいきません。
日本は一般的なイメージよりはるかに大きな国だったのですが、人口も経済も小さくなると、他の小さな国と同じように英語が必要になってくるのです。

先端の情報は英語

ニュースでも論文でも、最先端の情報は英語です。
30年後には中国語が最先端になっている可能性もゼロではありませんが、その中国も英語教育に力を入れていることを考えると世界の共通言語としての英語の立場はますます高まっていくでしょう。

時代の変化がはやくなればなるほど、英語の重要性が増していくのです。
各専門家が日本語に翻訳して…というのは時間的なロスが大きくなります。

そもそも間違った翻訳で誤情報が流れる危険もあるので、翻訳に頼るのは危険を伴います。先日もブルーライト関係の誤訳記事が話題になり、騙される人が続出していました。
関連記事:「ブルーライトは視力を低下させない」は誤訳。信用しちゃダメ

観光客の案内も、出稼ぎも・・・?

これまでは日本が物価が高くリッチな国だったので、日本に来る観光客はあまり重要ではありませんでした。
しかし、もはや一人当たりの収入ではオーストラリアや香港、シンガポールに大きく劣っているのが実情です。
日本の衰退ペースは速く、残念ながらこのままいくと数年で台湾や韓国、イタリアなどに抜かされるのも間違いない状況です。

関連記事:日本は衰退している。不景気なわけではない。

旅行をするとき安さと治安の良さは大きなメリットになります。
日本人がベトナムやタイに行くような感覚で、外国人が気軽に日本に遊びに来れるようになってきています。
当然、観光業は英語ができれば有利なのは当たり前です。
数学や物理ができなくても、英語がペラペラ話せれば観光の仕事につける可能性は高いです。

出稼ぎも増える可能性があります。
もはや日本の企業の大卒の初任給は中国や韓国に抜かされています。
高度成長前の日本では出稼ぎは普通にありました。
アメリカやブラジルに出稼ぎに行った人はたくさんいました。
これからはオーストラリアやシンガポール、マレーシアなどに出稼ぎに行く人が増えるでしょう。
もちろん英語ができたほうがいいのは間違いありません。

学校教育だけでは話せるようにならない

おそらく昔の英語教師より今の英語教師のほうが英語力は上でしょう。
しかし、それでも十分と言えるレベルを保てている人は多くありません。

日本の英語教師にはTOEICで730点取れないレベルの教師が多いというニュースが話題になりました。
TOEIC730くらいだと「短い英語は読めるけど長文はちょっとしんどいな…」というレベルの人が多いです。
英語を教えるには730では正直物足りないのですが、そこにすら足りていない人が多いです。

さらに、小学校の先生は中高の英語教師ほどの英語力はありません。
そもそも数年前まで教える必要がなかったはずの人たちがほとんどなので、彼らの責任でもありません。
専門教師も用意してもらえず、研修をする暇ももらえず無茶振りされているのが小学校の先生の現状です。

学校が全体的な指導力をあげるにはどうしても年数が必要です。

親子で自発的な努力をするしかありません。

小さいころから慣れさせるのが大事

英語はアウトプットが大事なのですが、大きくなってから勉強をすると「照れ」「周りの目」などが邪魔をしてアウトプットしづらい環境が出来上がってしまいます。

セミリンガルの心配はしなくていい

小さいころに英語に触れると国語力が落ちるという噂もありますが、デマの域を出ません。
日本語でしっかり育ちながら、ときどき英語を勉強するくらいのことで国語力が落ちる心配はありません。

父「トゥデイから!マイハウスは!イングリッシュオンリーデス!」
父「…(一言も話さない)」母「…(一言も話さない)」

みたいな縛りをすればもちろん国語力は落ちるでしょうが…。

そんなことを心配するよりは、バラエティ番組の見すぎやスマホゲームのやりすぎに注意したほうがいいでしょう。

プールやピアノと違って英語は学べば学ぶほど害悪が…なんて心配は無用です。
しっかり話ができて本も好きな子が英語に触れたとたん国語力が壊滅?
そんな心配いりません。

おすすめはネイティブの英会話と…

英語を先取りするなら、一番のおすすめはネイティブの先生のいる英会話教室です。
意外と大手よりも地元の熱心な教室のほうがしっかりした授業をしてくれたりしますので、いくつか見学して選ぶのがおすすめです。

大手はどうしても「無理なく続けさせること」というビジネス面が強くなるので、負荷のかけ方がいまいちだったりします。

大人ならオンラインの英会話でもいいでしょうが、子供には実際に外国人と触れ合う英会話がおすすめです。
ジェスチャーの違いや外国人のノリなど、実際に触れ合わないと伝わりにくい面が大きいからです。
もちろん、文化の違いや英語での歌や遊びが「英語=楽しい」というイメージを子供に与えてくれます。

週1回の英会話だけだと物足りない…?

週1回の英会話でも苦手意識を持たなくするためなら十分ですが、それより上のレベルを目指すならどうしても週1回では不十分になります。

意外とおすすめなのは公文式との併用。(お金はきついですが)
公文式はタッチペンが発音してくれるので変な発音の癖も付きにくいですし、レベルに合わせた進度で進むので普段の英会話を補完するのに良いです。
英会話は復習や宿題の時間があまりないので、そこをうまく補ってくれます。

関連記事:公文式の英語が結構いいのでおすすめ!【習い事・幼児教育】

うちの娘は英会話だけだったところ、周りの子の影響で公文の英語も始めたのですが…一気に単語数や発音が伸びました。
英会話で「英語=楽しい」という意識があるので集中力が違います。
ネイティブと同じとはいきませんが、余裕で通じるレベルの発音ができるようになりました。

CDやDVDもおすすめ!

英語のCDやDVDもお手頃価格で楽しく勉強することができます。
レベルに合った楽しい英語にたくさん触れることは大切です。

ある程度英語に慣れてきたら、ディズニー映画にトライしてみるのもおススメです。
アナと雪の女王のような世界規模のヒットを予定している作品は方言やスラングが少なめで、わかりやすい英語になっています。
(むしろ幼児向けのアメリカローカルアニメのほうが英語は難しい。)

アナ雪と「ちいさなプリンセスソフィア」を比較した場合、実はソフィアのほうが聞き取るのは難しいです。
たぬきんぐはアナ雪はほとんど聞き取れますが、ソフィアはちょっと…。

関連記事:【ディズニー】ソフィアの英語が聞き取れない理由を考えた

車で出かけることが多い家族なら、音楽の合間に英語CDを聞いてみるのも良いです。
私は七田式自体はあまり好きではありませんが、七田の英語教材は子供がたまに聞いています。
関連記事:七田式の英語教材を試してみたので体験談 子供用7+Bilingual

普通に生活していたら日本語に触れる時間が減る心配をするほど英語を聞くことはありません。
意識的に英語を聞かせようとしても、一日1時間英語を学ぶのすらなかなか難しいものです。

たぬきのまとめ

英語の重要度が増してくる時代だからこそ、「試験のための勉強」から「実用のための英語」にシフトしていかなければなりません。
学校はすぐに変わるものではありません。
英語教科化をきっかけに、それぞれの家庭の努力が求められている時代なのです。

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