健康

賢いほど騙されやすい?トンデモ医療に気を付ける方法

Pocket

たぬきんぐですじゃ。

 

世間には健康に関するあやしい情報が常に出回っております。テレビ、本、ニュース、ブログ等、様々なところでエセ健康論が存在しております。トンデモ医療を受ける人も時々ニュースになります。

しかし専門家でなければどれが正しくどれが間違っているか判別するのは難しいですじゃ。

 

信頼性の低い記事にはある程度の傾向があります。詐欺師には詐欺のパターンがあります。ここではある程度見破るための方法を解説しますぞ。

肩書に騙されないように気を付ける

研究所所長には誰でもなれる

「たぬきクリニック院長」や「町立病院内科医員」といった役職と比べてみてください。

 

「たぬき栄養医療研究所所長」

「新宿食品健康医学研究所所長」

 

といった役職。すごく高貴で信頼性の高い人が出てきそうですね。一介の医師など比較にならない専門家が出てきそうです。そう錯覚させるのに十分です。

 

ところがこの研究所を名乗るのに特に資格は必要ありません。例えばあなたが山田商店というお店を個人事業主としてやっていたとします。役所に行けば屋号を自由に変えられるので、山田研究所に変えてしまえばあなたは研究所のトップになれます。

個人事業はさすがに・・・ということなら、合同会社でも作ってしまえばいいでしょう。

 

ただの研究所やその研究者、所長であることは何のステータスでもありません。

研究所の規模やそれまでの歴史、実績というものが認められていて初めて価値が出てくるのです。NASAの研究所の所長がすごい(多分)のは【NASAの研究所】という部分がすごいからです。

 

騙されやすいポイントですじゃ!

学者は誰が名乗っても良い

経済学者や社会学者と名乗るのに資格が要らないということは意外と知られていません。この人学者・・・?と思うようなおつむの弱そうな人が学者を名乗っている理由です。

 

たぬきんぐが「ブロガー」と名乗るのが自由なように、そこら辺の素人でも「栄養学者」と名乗るのは自由なのですじゃ。しかし零細駆け出しブロガーのたぬきんぐと、100万PVブロガーが同列ではないように、学者もピンキリなのです。

おっと、目から汗が・・・。

 

しかし、「博士」や「修士」を名乗っていれば、それは(詐欺でなければ)大学院での資格を取得していることになります。そして自己アピールにいそしむ方々が資格をアピールしない場合は持っていないからと考えるのが自然です。

 

大学院出てなくても論文書いたり知識が詳しかったりするケースもあるので、学歴至上主義みたいな考えは間違っていますが、

・医師や管理栄養士などの国家資格がなく

研究歴がない「学者」であり

・研究所の所長や代表になっている

 

というパターンは胡散臭いと言い切っていいでしょう。

新しい資格は作り放題

国家資格や都道府県の資格と異なり、民間の資格は悪く言えば作り放題です。

民間資格でもサッカーの指導者ライセンスのように歴史や実績のある資格、難易度の高い立派な資格ももちろんあります。しかし名前だけ立派で中身が伴わない資格も存在することを知っておかなければなりません。

 

自分を大きく見せるような資格名を使うことで、文章に信頼性があると思わせるのは騙しのテクニックです。見慣れない資格は大したことないから見たことない場合も多いので、信用する前に調べておきましょう。

ちゃんとした根拠があるのかどうか読んでみる

詐欺師は誰も確認できないことを根拠にするということ

縄文時代から弥生時代になり、農耕が始まったことで人間は穀物を食べるようになりました。しかしこれは不自然な食事で、本来人間の体は米を食べるようにはできていないのです。

こんな感じの文章を時々見ます。もちろん他にもいろいろ例はありますけどね。

 

儂だけが過去を見ることができるのじゃ

 

って感じでしょうか。自分の理論に合うように過去の生活像を作り、それが本質であるとミスリードしていきます。

もちろん「過去」以外にも霊やらなんやらいろんなものが出てきます。

その気になれば調べられるもの」以外が根拠になっている文章は信用してはいけません。

例が破綻しているのに勢いでごり押しするタイプもいる

牛乳は他の動物は飲みません。牛乳を飲むのは牛以外では人間だけです。これは非常におかしなことなのです!

そんなこと言い出したら服も着れませんぞ・・・。

冷静になればわかりそうですが、肩書と勢いでごり押しされると騙されてしまいます。妙に一直線で勢いのある文章は要注意です。

 

嘘つきほどよくしゃべる

ということです。しかし文章の場合は熱中して読んでしまうと気づかないことが多いのです。

「自分の経験談」は参考程度にしかならない

「経験をもとによく調べたら今までの常識が間違っていた」というパターンもあるので一概には言えませんが、一般的には経験談は参考程度にするのが無難です。

これを飲んだら妙に体が楽になって、嘘みたいに元気になったの。それでね・・・(個人の感想です)

みたいなパターンはよく見ます。

 

大手メディアだろうと本だろうと、経験談の信頼度は

たぬきんぐのグルメレビュー

と同程度だと考えるべきでしょう。

ちゃんとした理論なら根拠がある

これも、根拠のところが無理やり捻じ曲げてあったり、リンク先の論文が真逆のことを書いていたりすることもあるので注意が必要ですが・・・。

 

一応、根拠となる理論があって、それなりに後でリンク先を用意しているような理論はそれなりに根拠があります。(絶対に正しいとは限らないですが。)

テレビやラジオで健康の説明をする医師はリンクを張ったりできないのですが、一応肩書でそこをカバーしていると言っていいでしょう。そのためそこそこ偉い人しか呼ばれません。

高学歴・高収入の人こそ騙されやすいということ



自分は今まで努力してきたしバカじゃないから騙されないよ、と思っている人は要注意です。

トンデモ医療はお金がある人をターゲットにしています。ちょっと小難しい言葉を混ぜたりして知識欲をくすぐることも忘れません。

 

詐欺で大金を失うのは大金を持っている人

 

だということを理解しなければなりません。

 

「自分はエリートだから貧乏人とは違う最先端の医療を受けるのだ!」と言って怪しげな民間医療にまんまと騙されるパターンも多いのです。

たぬきの考えとまとめ

異端扱いされる理論には一定の割合で後に正しいとされる理論もあるので複雑なのじゃ。

しかし、最先端であるフリをしながら世間を騙して大金を集めるパターンが圧倒的に多いのも事実ですじゃ。

怪しげな学者や自称専門家はテレビやラジオなどのメディア、SNSやブログ、本や講演会等様々な方法で自分の地位を築いていきます。

 

皆さん、気を付けるのじゃぞ。