健康

暑い日はプールでも熱中症のリスクあり!予防と対策を!

Pocket

 たぬきんぐですじゃ。

 

悲しいことに熱中症の被害は毎年起きています。

プールは涼しいから安全と勘違いしている人が多いですが、水泳でも熱中症になるので注意しましょう。

温泉でのぼせるのだから、プールでも熱中症になる

熱い温泉に入り続けたらのぼせることは誰でも聞いたことのある知識でしょう。

真夏の温泉地で涼みもせずに2~3時間お湯につかるのが危ないことは特に説明する必要はないでしょう。

 

じゃあ、真夏のプールはどうなのか。

外の気温が38℃で水温が35℃だったとしましょう。

温泉と何が違うのか・・・?

水温がわずかに低いかな、という程度です。

温泉ではじっとしているだけでも暑いのに、泳いだらどうなるのか…。

人間の体温の冷やし方

人間は体温を下げるために「汗をかく」という能力を持っています。

これは犬やうさぎなどほとんどの動物が持っていない、人間の特殊能力なのです。

 

ところがこの汗をかくという能力、汗をかくだけでは体温を下げることはできません。

汗が蒸発することで「気化熱」として熱が奪われるから体温が下がるのです。

湿度が高い日に熱中症になりやすいのですが、それは汗が蒸発しにくいことで熱がこもりやすいことと関係があります。

プールでも汗をかくが・・・

一方水の中では汗をかいても周りが水で囲まれているために「気化熱」が発生しません。

つまり…プールの中で運動して体温が高くなったとき、汗をかいても体温は下がらないのです。

さらにプールの周りは湿度が高いので、プール周りで休憩しても気化熱が発生しにくい問題があります。

 

体は体温を下げようと汗をかき続けますが、汗が気化しないので体温は下がりません。

一方汗をかき続けることによって脱水と塩分不足になります。

 

暑い日にプールで長時間運動し続けると熱中症になりやすいのです。

例えば、平成25年には室内プールで水温32℃で熱中症で死亡する事故がおきています。

熱中症の予防と対策



一番大切なことは、「プールでも熱中症になる」という知識を持っておくことです。

風邪でもひいたのかな・・・などと考えて放置していると症状が悪化します。体調がすぐれないと感じたら医療機関を受診することが大切です。

水分と塩分をしっかりとること

マラソンのように見た目が汗だくにならないだけで、プール内でも確実に汗はかいています。

暑い日にプールに行く場合は、途中で必ず水分と塩分をとるようにしましょう。

効率よく水分をとるために経口補水液を持っていくのもいいでしょう。

詳しい仕組みは省略しますが、水分を体が吸収しやすい組成になっています。

(もちろん、糖尿病などの持病のある方は飲み方に注意が必要です。)

適宜休憩して体を冷やすこと

暑い日のプールの場合は、テントやパラソルなど涼しい場所を確保しておくこともおすすめです。

エアコンや扇風機が置いてある場所があれば、合間に涼むのもいいでしょう。

くれぐれも、「プールの中は冷たいから大丈夫」という先入観は捨てることです。

暑すぎる日は屋外プールに行かない

外が40℃近くになったらプールに行くこと自体を延期するべきでしょう。

目安としては、水温+気温=65℃ を超えると水泳には不向きで熱中症になりやすいとされています。

気温が35℃を超えたら、延期を考えるといいでしょう。

学校の水泳にも気を付ける必要あり

小学校~高校の水泳の授業も、熱中症のリスクが高いので注意が必要です。

特に体育系の教師が強い学校では、熱中症のリスクがある日にも運動をさせるところが多いようです。

炎天下で校庭を80週させて倒れた子供のニュースも先日流れていました。

学校の水泳の問題点

学校の水泳の問題点をあげはじめるときりがないですが・・・。

 

学校の水泳授業は脱水のリスクが高いことを知っておきましょう。

2時間続けて水泳の授業を行うところが多く、プールサイドに水分を持ってくることを許可している学校が少ないため子供たちが脱水になるのは必然と言ってもいいでしょう。

このことに加え

・気温が高い日の規則がない
・授業日数が限られている
・水泳技術の習得に熱意が高い

といった学校独自の状況から、高温で水泳を中止するケースが少ないのです。

体調不良で見学する場合も、炎天下で2時間見学することになるため熱中症のリスクは高くなります。

 

この辺りは学校のシステムの問題なので難しいですが、改善して行かなければいけません。

たぬきのまとめ

プール=冷たそう=気持ちいい

という構図は、適温のときにだけ成り立ちます。

温泉で2時間水泳の授業をしているような地獄の環境も存在するのです。

 

ちょうどいい暑さの日に入るプールは気持ちいいものです。

熱中症のことを理解しつつ楽しみましょう!

 

たぬきんぐをツイッターでフォローしてくだされ!

 

たぬきんぐは時々健康記事も書いてます!

「水泳で喘息が治る」というのはウソ

朝ごはんと糖尿病の関係を知っておこう

牛乳は体に悪い? 乳癌・骨粗鬆症との関係は?医学論文を元に解説