健康

保育園のほうが幼稚園よりインフルエンザにかかりやすいのか?

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新潟県佐渡市のデータをもとに保育園、幼稚園それぞれのインフルエンザにかかる確率を調べました。

あくまで佐渡市のみのデータですが、データ自体はかなりです。

調査方法

佐渡市のホームページのデータを元に6年分(2012年1月~2017年3月)のインフルエンザ患者数を調査しました。

保育園の患者数と幼稚園の患者数を数えて、それぞれの園児の数も調べました。

園児の数は月ごとに少しずつ引っ越しによる転園などで変わるので各年度3月の人数をその年度の園児の数としました。

 

「後ろ向きコホート研究」です。たぬきんぐオリジナルデータです。

 

調査結果

保育園のインフルエンザ患者数

佐渡市の保育園の園児数は大体毎年1800人くらいです。

6年間で11472人の園児がおり、6702人のインフルエンザ患者が発生しました。

年間のインフルエンザ罹患率(かかる確率)は58.4%でした。

結構高いですね。

幼稚園のインフルエンザ患者数

佐渡市の幼稚園児数は毎年40人前後です。

6年間で249人の園児がおり、97人のインフルエンザ患者が発生しました。

年間のインフルエンザ罹患率は39.0%でした。

結果

保育園のほうが幼稚園より約1.5倍インフルエンザにかかりやすいというデータが出ました。

少ないデータではありますが、幼稚園より保育園のほうがインフルエンザにかかりやすいという結果になりました。

 

(母数が少ないため有意差は出ていません。6年分のデータにすぎないので、ここから幼稚園児の患者数が増えて逆転する可能性もゼロではありません。)

保育園児は幼稚園児より低い年齢の子も多く、データには年齢による分布は考慮されていません。

たぬきの考えとまとめ

雑なデータではありますが、データからは保育園のほうが幼稚園よりインフルエンザにかかりやすい可能性は高いと思われます。リスクは50%増しです。

一般的には保育園より幼稚園のほうが病院受診率も高いと考えられます。現実がこのデータより保育園有利になる可能性は低いでしょう。

病院で診断されなければインフルエンザにはカウントされませんからね。

 

たかがインフルエンザと侮ってはいけません。年間数十人の子供の命を奪う病気です。かからずに済むにこしたことはありません。

今回は幼稚園と保育園という大きな枠組みでデータを取りましたが、それぞれの園の感染に対する意識によって感染率は大きく変わってきます。

子供を預けるなら、感染対策をしっかりしている園のほうが安心ですぞ。