ザーボンのスカウターが旧型である理由を考察【ドラゴンボール】

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ドラゴンボールのフリーザ一味は一見極悪人ですが、よく見てみると彼らは純粋悪ではなく彼らなりの行動理由が伺えます。

さて、ここではフリーザ一味の重役ザーボンがなぜ旧型のスカウターを使っていたのか考察していこうと思います。

フリーザ一味とは何なのか

フリーザとその仲間たちは、簡単に説明すると「宇宙の地上げ屋」です。

住むのに適当な星を見つけると、そこの住人を排除してフリーザたちの顧客である宇宙人に売ることで利益を上げているようです。

侵略される側からしたら勘弁してほしい話ですが、彼らにとっては顧客こそ正義であり原住民は森林にすむドードー鳥のようなものなのでしょう。

フリーザは地上げ屋の社長ポジションであり、彼の側近が「ザーボン」「ドドリア」になります。

フリーザの組織を考察する

フリーザの組織の規模はどのくらいか

上の画像は 惑星フリーザNo79 です。

欠番がなければ79番目の星ということになるので、最低でも79個の星を持っていると考えられます。

それぞれの星に上の写真のような社屋があるとすれば、かなりの巨大企業と考えてよいでしょう。

作中で見られるだけでも

宇宙船

戦闘服

ビーム兵器(?)

スカウター

医療用機器

等々、様々な機械が出てきます。これらの一部は他の星からの買い付けかもしれませんが、少なくとも大部分はフリーザ傘下の子会社による製品の可能性が高いと予想します。

基地や工場、研究室や異星人との取引等様々な分野での仕事を考えると、世界のトヨタより大企業である可能性が高いと思います。

恐らく数十万~百万人程度の社員を抱えているのではないでしょうか。

上の社屋でも数百人以上は抱えていると思われますが、この社屋は恐らくただの飛行場にすぎません。惑星フリーザNo79にも他の社屋や住居が存在すると考えたほうが現実的です。

意外とホワイトな職場

惑星フリーザの管制員(航空管制官)の仕事風景です。

どう見てもゲームをしながら和んでます。

かなりの業務がAI化されているのかもしれません。仕事が楽になっている部分もあるでしょう。

しかし、それでも勤務時間中に遊べるように職場にゲームが設置されているというのはかなり福利厚生に力を入れていることが伺えます。

オフィスで堂々と麻雀をやっている姿などは日本のブラック企業ではまずお目にかかれないでしょう。

戦闘服は支給品のようですし、弱い部下にはビームガンのようなものも配備されています。自腹のスーツで出勤させる企業とは雲泥の差です。

新入社員がすぐに働ける環境が整備されていていいですね。

ちなみにフリーザ様の上司としての働きぶりを評価されて、フリーザ様のLINEスタンプも東映から発売されているようです。

スカウターについて考察する(仮説)

ドラゴンボールをリアルタイムで見ていた人はスカウターのことを

戦闘力を測る機械

だと考えている人が多いと思います。(最近の若い人はどう受け取ってるのか知りたいところです。)

しかしこの考え方は間違っているんじゃないかと思っています。

例えばスマホを時計や地図代わりに使う人は多いでしょう。しかし、スマホは時計や地図ではありません。それらの機能を持ち合わせているだけです。

戦闘力を測るのが目的なら、管制官がスカウターを付ける必要はほとんどありません。作中ではスカウターをコミュニケーションツールとして会話に使用したり、人の位置を調べる目的で使っている場面が多く見られます。

つまり・・・

スカウターはスマホ

であり、戦闘力測定はアプリの一つであると予想します。

ちなみにフリーザ編が連載されていたころは携帯電話はほとんど普及しておらず、自動車電話などと呼ばれるものが一部に存在するのみでした。

街で見かける一般的な遠距離通話はトランシーバーでした。スカウターが電話であるという印象は一般読者は持ちにくかったと思います。

庶民のトランシーバーによる会話の例

ザーボンとドドリアについて考察する

ザーボンとドドリアはフリーザ様の両サイドで側近として働きます。

強さは明らかにザーボンのほうがドドリアより強いのですが、彼らは同格の同僚として働いているように見えます。

ではなぜドドリアが新型のスカウターなのにザーボンは旧型なのか。非常に気になるところです。

むしろなぜドドリアのスカウターは新型なのか

上のコマはスカウターを破壊されてドドリアが怒るシーンです。彼はなぜ怒ったのでしょうか。このコマからドドリアを単細胞のバカと見る考え方もあるようですが実際は違います。

部下の失態のフォローをする優しいドドリアさんの1コマです。

ドドリアはイメージに反して部下に優しく上司の命令に忠実です。

フリーザの命令に非常に忠実でスカウターを破壊されて怒ったシーンでもフリーザの命令一つで正確に任務を遂行します。最終的にベジータにやられるわけですが、そこでも逃げるために知恵を働かせます。さらにフリーザに対する忠誠度の高さも見られます。

そんなドドリアのドヤ顔が見られるのがこの1コマです。ザーボンのスカウターが壊れたことに少し優越感を感じながらの発言であることは容易に想像できます。この瞬間

ザーボンを完全に見下しています。

そしてこの優越感はスカウターを破壊されつくした後の怒りの一コマにつながっていきます。

ドドリアがスカウターが大好きであるということ

これは恐らく間違いありません。彼は最新のiPhoneを買うために夜中から店の前に並ぶことをためらわないタイプでしょう。おそらくガジェットオタクであり、地球を侵略しても秋葉原はそのまま残してくれる可能性が高いと思われます。

ザーボンとドドリアはどちらが賢いのか

ザーボンと

ドドリア。

どちらが賢いのでしょうか。ザーボンでしょうか。ドドリアでしょうか。

ザーボンと答えたあなたは・・・

人を見た目で判断するタイプ

です。これからの人生気を付けてください。

ザーボンは作中で様々な失敗をしています。

・ベジータにとどめを刺さない

・ベジータを治療した挙句逃げられる

・ドラゴンボールを奪われる

・ギニュー特戦隊を呼ぶべきではないと進言する

等々、あげるときりがありませんが、フリーザ一味が壊滅しフリーザ様が不老不死になれなかった戦犯はザーボンです。

ベジータがスカウターを持っており、ベジータより弱いドドリアが単独行動している状況でもベジータにやられた可能性を全く考えないザーボンさん。

ベジータにあっさりやられそうな部下を派遣するときもベジータにやられる可能性を一切考慮しません。っていうか手分けするな。

ドドリアとザーボンが同等扱いである理由は

恐らくドドリアのほうが先輩で仕事ができるのでしょう。

ザーボンより弱くドドリアより強い敵というのはあまりいないので、ザーボンの強さよりもドドリアの参謀としての能力のほうが重要である可能性は高いです。

ザーボンは戦闘力の高さから将来性を買われて側近になっているのではないでしょうか。

ドドリア=よくできるベテラン

ザーボン=将来性を買われた中堅

という構図ではないかと予想します。



なぜザーボンのスカウターが旧型なのか

ここまでの考察でいろいろなことがわかって(?)きました。

いよいよ本題のザーボンのスカウターの考察に移ろうとおもいます。

いくつかの考察の後仮説を立ててみます。

スカウターは支給品なのか

地球から惑星フリーザに戻ったベジータは治療後に服と同時にスカウターを渡されます。

(ちなみにベジータはこのときいったん受け取り拒否をしていますが後で着けているので結局この後ちゃっかり受け取ったものと思われます。)

恐らく旧型のスカウターは職員に満遍なく配られているものと思われます。業務に必要なものなので戦闘服と同様に支給されるのでしょう。病院のPHSみたいなものですね。

壊れて戸惑うシーンがないことから、必要なデータや設定はクラウド保存されているのではないかと推測します。

旧型は支給されているが、新型を支給しているわけではないと考えると、新型のスカウターはそこそこ値段が高く、全員に普及させるにはフリーザ様の会社といえど予算が許さない可能性があります。あるいは一部の職員にだけ試験的に与えられている可能性もあります。

ザーボンやドドリアの給与水準はどのくらいか予想する

これは情報が少ないので難しいところですが。

ギニュー特戦隊がチョコレートパフェをおごれというシーンがあります。

私は大金持ちになったことがないので想像するのが難しいのですが、チョコレートパフェを賭けるというのは庶民より上、大金持ちより下の印象があります。プロ野球選手が後輩におごる焼肉はチョコレートパフェよりはるかに高いです。プロ野球1軍選手並みの高所得者ではないと想像できます。

ギニュー特戦隊と言えどもディナーフルコースは奢らない

これが一つの材料になります。

軍の上層部であるということから米兵の給料などを元に想像すると年収700万~1500万程度といったところではないでしょうか。戦闘は軽くこなせるフリーザ様にとって、ザーボンクラスの戦闘員よりも宇宙船の開発者やスカウターの製造メーカーCEO等のほうが重要なはずです。

新型のスカウターは相当いいもの

旧型のスカウターが22000程度までしか測れないのに比べ、新型のスカウターは最低でも180000まで測れることがわかっています。

性能差は圧倒的です。恐らく値段も結構高いでしょう。最新型のiPhoneより高いと考えたほうがよさそうです。

戦闘力測定以外の面でも相当使いやすくなっていると想像できます。ドドリアのドヤ顔も納得です。頑張ってお小遣いをためたのでしょう。

仮説1 ザーボンは機械にお金を使わない

美を好むザーボンさんは恐らくオシャレにかなりお金を使っているでしょう。

業務中ですらアクセサリーを欠かさない彼のことです。普段の私服にかなりお金を使っていることは想像に難くありません。ファッションやデートにお金を使いすぎるため、仕事で使う電子機器にまでお金が回らない可能性があります。

新型スカウターが自費購入だった場合はザーボンが新型を買う強い理由はなさそうです。

仮説2 ドドリアが新型スカウターのテストを行っていた

ドドリアが上級職員であり、なおかつ電子機器に強いため実地テストを行っていた可能性も完全には否定できません。ドドリアが新型スカウターのテストを行っていたなら破壊されて怒るのもごもっともです。壊された部下のスカウターの中にも新型がいくつかあったのかもしれません。

ただし、ギニュー特戦隊が新型を持ってきていることからこの説は少し弱いと思います。

仮説3 新型は使い方が難しい

ザーボンやキュイ等おバカキャラが皆旧型を使っていたことから、新型の設定が難しくバカには扱えないから旧型を使っていた可能性もあります。

22000近辺の戦闘力を測れるかどうかはザーボンやキュイにとって死活問題のはずですが、彼らはその重要性をわかる能力がないのかもしれません。

しかしこの仮説も、ドドリアがザーボンを小馬鹿にするシーンが

本当にバカにしている

シーンになってしまいます。ドドリアがわざわざケンカを売るとも思えないのでこの仮説も少し弱く感じます。

たぬきの予想とまとめ

恐らく仮説1が一番可能性が高いと思われます。

ファッションセンスを自慢するザーボンと新型の機械を自慢するドドリアは容易に想像できます。彼らは趣味が異なるものの仲のいい同僚なのでしょう。

プロ意識の高さも相まってドドリアは早い時期から新型スカウターを購入しますが、ザーボンはそういうところにはお金をかけないのでしょう。

ドドリアは実力的な問題から仕方なくやられますが、ザーボンはおバカっぷり全開で失態を繰り返したのちにやられます。

ザーボンのスカウターが旧型なのは

「プロ意識の低さ」と「楽観的な性格」それに「少しのバカさ」が加わった結果ではないでしょうか。私は考察すればするほどドドリアの株が上がりザーボンの株は下がりました。皆さんはどうでしょうか。

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この記事はドラゴンボール2巻、21巻、22巻からコマの引用を行って考察しております。

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