【先生】石動雷十太が奥が深すぎるので考察【るろうに剣心】

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たぬきんぐですじゃ。

るろうに剣心に出てくる「石動雷十太」というキャラクター。

謎の多い行動も含めて考察してみましたぞ!4000字超えました・・・ゆっくりご覧ください。(コマの引用:るろうに剣心4~6巻)



はじめに:石動雷十太を簡単に紹介しましょう

知ってる方は次の考察までどうぞ。

どんな奴だっけ?

石動雷十太(以下先生)は日本の剣の衰退を憂う人物として登場します。

こんなんですが、27歳らしい。ショック。

惰弱、貧弱、ぜい弱の使い分けできますか?

現代の剣術の弱さに衰退への危機感を感じており、その原因を竹刀剣術によるものと考えます。

そして竹刀による剣道を撲滅するため各地で道場破りを行います。

また強い剣術家を同志として集め、【真古流】という名前で古流剣術の復興を目指します。

他の武術より強いのはもちろん。西洋の近代兵器にも勝てる強さを身につけられるように・・・という志の高さ。

そして真古流の一員になるよう剣心を誘うのです。

登場したころは剣心のライバルキャラの立場になりそうな有能そうなキャラとして出てきます。

ところが剣心に誘いを断られた途端・・・

部下に剣心を不意打ちさせるわ、背後から襲い掛かるわとやりたい放題。

弟子の由太郎も、出資者の子どもだから仕方なく相手をしていたなどとクズ発言。

善戦するものの最後は剣心のメンタル攻撃に敗れます。

先生の必殺技:飯綱とは

剣心との最初の対決(竹刀)で初めて披露した技、纏飯綱。

竹刀で竹刀をぶった切ります。ヤバすぎる・・・。

そして先生の奥の手と言える必殺技が飛飯綱です。

剣を振ると真空波のようなものを飛ばして遠くのものを切ることができます。

連射も可能。

岩も真っ二つに切る破壊力。

地蔵がまるで豆腐のように斬られます

それまでの時代劇っぽい雰囲気までまとめてぶった切るヤバい技です。

そして巻き添えになった由太郎は腕を切られてしまいます。

先生の性格を考察する

先生は努力家

先生によると、飯綱は古流の秘伝書を解読し10年かけて身につけた技だと紹介されています。

それから数年道場破りなどをしながら少しずつ仲間を増やしていたそうです。

下積み10年。

師匠から教わったわけでもなく、独学で10年かけて古文書を元にロストテクノロジーであった技を復元する。

かなりの努力家であります。

数年ごとにご褒美的な技を会得できていたとしても、10年続けるのは並大抵のことではありません。

こだわり屋さんの要素が強く、コミュニケーションは少し不器用です。

頑固で不器用と自分でも感じている様子

おそらくアスペルガー症候群でしょう。

先生は不殺の小心者

殺人剣を唱えながら、人を殺したことがないという先生。

由太郎を斬ってしまったときも同様が隠せません。

聞かれてもいないことをあれこれペラペラと話し始める先生。

剣心にダメージを与えたことはすっかり忘れています。

表情やセリフとは裏腹に、内心かなり動揺しているのが伺えるシーンです。

由太郎の腕を斬ってしまったことのほうが剣心にダメージを与えたことより重大なのでしょう。

最後は殺人剣と言いつつ殺す覚悟が足りないことを剣心一行に小馬鹿にされ続け、落ち込んでしまう先生。

不殺と言いつつ殺し屋のキャリアをどや顔で語る主人公ってどうなの・・・。

先生の強さをゆっくり考察する

纏飯綱はヤバい

薫が出稽古に行く前川道場の前川宮内。

Miyauchi Maekawa

江戸二十傑の一人と言われており、十本刀の一人を倒した薫よりさらに強いと予想できます。

その前川宮内を目にもとまらぬ速さの面で仕留めた先生。

十本刀の一人を倒した薫ですら飛び込みが見えないほどのスピード。

十本刀の一人を倒した薫ですら見えないスピード

しかしその面ですら飯綱は使っていないという凄さなのです。

剣心に出会う前は恐らく互角に戦える人がいなかったのでしょう。

その中でもヤバい技がこの纏飯綱。

竹刀で竹刀を斬ることができるというのは真剣でダイヤモンドを斬れることよりはるかに危険です。

竹刀で斬れるということは!

恐らくほうきやモップ、ギターなどでも発動可能です。

これだけの殺傷力があれば廃刀令など関係ありません。

真剣にこだわっていた先生ですがこだわりとは裏腹に、すでに竹刀でも十分危険すぎるレベルになっています。

油断しているとモップで切り殺されるかもしれません。

飛飯綱はさらにヤバい

こちらは本格的にヤバい技、飛飯綱。

さすがにこちらは竹刀では撃てないと思いたい。

連射も可能。飛距離もそれなりにありそうです。

西洋銃火器を超えるという強い意気込みを感じる必殺技です。

甲鉄艦煉獄や宇水の亀の盾など、斉藤が苦労していた相手も先生なら簡単に斬ることができるでしょう。

関連記事:【るろうに剣心】有能?無能?斉藤一を徹底考察!

局所麻酔はウソ。剣心のセリフはハッタリ。

ちなみにこの時代の日本に局所麻酔はありません。

剣心は何か勘違いをしていますが、先生の攻撃によるダメージで右手が痺れて動かなくなっているのです。

つまり先生の強さは・・・

先生のスペックだけ見ると作中トップクラスの強さです。

剣心の攻撃でもほとんどダメージを受けないタフさや纏飯綱と飛飯綱の連携攻撃など、かませ犬風の扱いとは裏腹にそこらの十本刀などよりははるかに強いのです。

追い詰められた剣心は剣を投げつける攻撃に出ざるをえなくなり、それを受けても立ち上がった先生。

実践不足によるメンタル面だけが不安要素でした。

結局先生は何がしたかったのか

先生の新たなエピソードが発表されるのを期待しつつ。

推察してみます。

先生のキャリアを推察する

ここからは推察するしかできませんが・・・まず、先生の人生を振り返ってみましょう。



先生は1850年生まれの27歳。数年間道場破りなどをしながら同志を探していたとのことなので

数年=5年と考えると22歳で真古流としての活動をはじめたことになります。

それまで10年間、コツコツと古文書の解読から技の復元までを行っていたことになります。

大体12歳頃から古流剣術をスタートしていることになるでしょうか。

年齢的にも10~12歳頃から古文書を勉強し始めたと考えるとつじつまがあいそうです。

井伊直弼が暗殺された桜田門外の変が1860年。このときピストルも使われています。

西洋銃火器を超えたいという先生の崇高な目標と時代背景も一致しています。

生い立ちの仮説

先生は12歳頃から10年間、コツコツと古文書の研究とトレーニングを行っていたと考えられます。

剣心たちが戦っていた幕末の時代は山でトレーニングを積んでいたのです。

そのため戦乱に巻き込まれず、その結果として剣で人を殺めたことがなかったのです。有名な「人斬り抜刀斎」を知らないとしても納得です。

飯綱が避けられたことがないのになぜ人を殺したことがなかったのか・・・おそらく先生は熊やイノシシをたくさん倒してきたのでしょう。

先生は剣術は弱くなったと語っています。

しかしその感想は彼の生きてきた人生の中で感じた意見ではありません。そこまで長く生きていない上、10年間トレーニングに没頭していたはずだからです。

彼が古文書の分析を始めた12歳頃までに感じたと考えるのが妥当です。

恐らく先生の師と言える人物の意見をそのまま受け入れたのでしょう。10~12歳の頃の先生が古文書に出会えたきっかけになる人物がいるはずです。

ガトリングガンにやられる惰弱で貧弱、ぜい弱な日本剣術の図

そして、残念ながら先生の師(親かもしれない)は銃火器でやられてしまったのではないでしょうか。
小学校高学年くらいの子どもが銃火器を超える圧倒的な昔の剣術を古文書を元に再現させようと考えるというのは、おそらく相当の覚悟がなければできなかったはずです。
身近な人・・・しかも当時のレベルで相当強い人があっさりと銃でやられたなら、剣術自体が弱体化したと感じたとしてもおかしくありません。

しかしいくら文字を読めて賢くても・・・

思考回路がおおざっぱすぎる

小学校高学年程度のメンタルのまま10年間ひきこもってトレーニングを積んでいたと考えると、先生が子供っぽいところがあるのも仕方ないのかもしれません。

なぜ剣心をそこまで敵視したのか?

それは、剣心がケンカを売ってしまったからです。

先生はアスペルガーっぽいところがあるので同時並行で複数のタスクをこなすのが苦手だと考えられます。

先生がマルチタスクをこなすのが得意だったら・・・
・真古流の強さを見せるために道場破りをしつつ
・強さをアピールしながら同志を集めて賛同者から資金をもらい
・弟子を鍛えながら徐々に発展させる
といった流れで徐々にシェアを獲得して真古流を日本一の剣術にすることを目指すでしょう。

しかし、先生は同時並行で物事をこなすのがおそらく苦手です。そのため・・・
1.いったん竹刀剣術をゼロにしてしまう
2.真古流を日本で唯一のものとする(シェア100%)
3.すべて整ったところで弟子を鍛え始める
(1~3のステップの間に随時【出資者の獲得】というステップを入れる)
といった流れで、一つずつタスクをこなそうとしてしまうのです。

剣心は1のステップを全力で阻止すると言ってしまいます。全力です。

全力で阻止するということは、どんな手を打ってくるかわからないということ

普通に考えれば恐らく剣心の目の届かないところで先生が道場破りをやってもわざわざ剣心が阻止しに来ることはないでしょう。

しかし、先生は文字通り発言を受け取ります。剣心が全力をもって阻止しに来るというのは先生にとっては「いつ闇討ちされるかわからない危険な状態」となります。

全力で阻止されるからには戦って勝たなければ先生には未来がないのです。

たぬきのまとめ

ああ、なんて惜しいキャラなんだ・・・。

雷十太先生、どうか北海道編でも出てきますように。

先生の活躍が見れるのは無印版だと5巻と6巻です!

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