たぬきんぐですじゃ。
地域によるのでしょうが、インフルエンザにかかると学校が「登校許可証」というものをもらって来いというところがあります。
登校許可証というのは、
「~日から~日まで病気でした。
治ったからもう学校に行っていいですよ。
医師 たぬきんぐ はんこ」
みたいな紙ですね。
あれ、無駄じゃないかな~と思うんです。
あんまり何度も病院に行くと・・・
そもそも、病院というところは病気になった人が来るところです。
当然、病院に行って病気をもらって帰ってくることもあるわけです。
インフルエンザA型
→治癒
→病院で登校許可証をもらう
→病院でインフルエンザBをもらう
みたいなこともあるわけです。
何日休めばいいかは決まっている

インフルエンザにかかった場合の出席停止期間というのは決まっています。
医師がその場で「間違いなく完治である!」などと判断するわけではないのです。
例えば学生の場合は
・発熱した次の日から5日間
・解熱した次の日から2日間
幼児の場合(保育園や幼稚園)
・発熱した次の日から5日間
・解熱した次の日から3日間
の両方が終わるまで休まないといけません。
これが終わったら登校してOKです。
ウイルスなんて目で見えないので、患者さんが口からウイルスを吐いてないかどうかなどわからないのです。
現在(2019年)の基準としてこのように決まっているので、医師はこれに従って休むように伝えるだけなのです。
解熱したかどうかは自己申告なので、医師だろうと校長だろうと登校できるかどうかの判断は同じ結果になるのです。
しっかり休んで、他人にうつさないように!
出席停止期間は他人にうつさないようにするためのものです。
しっかり休まないといけませんし、うろうろしたら各地でウイルスをまき散らすことになります。
「明日から学校に行っていいよね?」と病院に来るということは、その日は「インフルエンザをうつすかもしれないから学校を休まないといけない日」に病院に来ているということです。
これは良くないと思うんですよね。
たぬきのまとめと意見
各地の医師会も、もう少し地域の学校に働きかけるべきだと思います。
診察代や許可証代がお小遣い稼ぎになってると疑われても仕方のない案件です。
もちろん学校の偉い方々にも、公衆衛生的な知識を学んでもらっていただけたらありがたいですなあ。
あと、学校はインフルエンザじゃなくてもしんどい日は休みやすいシステムになってほしいなあと思いますぞ。