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「ブルーライトは視力を低下させない」は誤訳。信用しちゃダメ

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たぬきんぐですじゃ。

ブルーライトが視力を低下させないという記事が先日ライフハッカーというところから発表されました。
SNS界隈ではトレンド入りし、「ブルーライト」で検索しても上位は軒並み「低下させない」関連の記事に。

これ、誤訳・デマなので信用しないようにしましょう。

原文見てみましょうか。

「ブルーライトは視力を低下させない」の元記事になった原文がこちら

英語タイトルは【No, Blue Light From Your Smartphone Is Not Blinding You】です。

Blindという単語を辞書で見ていただければわかるのですが、盲目になる、失明するという意味なのです。
つまり原文を正しく訳すなら、「スマホのブルーライトでは失明しない」ということになります。
失明と視力低下は全く違うものです。
多少目が悪くなっても失明ではないですから。

さすがに失明しないのは当たり前じゃん!と思うでしょうが、この記事は【Screens are killing your eyeballs, and now we know how(意訳:画面が目玉を殺す)】という記事に対する反論になっています。

ブルーライトが目に悪影響を及ぼすのは当たり前の話なので、【No, Blue Light From Your Smartphone Is Not Blinding You】の中でも目を休めるようにすることや就寝前にモニターを見ないようにすることなどが書かれています。

残念ながら声が大きい方が正義



非常に残念なことですが大手のニュースに掲載された上、インフルエンサーと呼ばれるような有名人にも積極的にツイートされました。

しばらくはブルーライト=無害というのが日本での共通認識になっていくのでしょう。

英語をある程度読める方なら、少し難しいですがそこまで専門的な記事ではないのでぜひ原文を読んでみてください。(原文はこちら。)
たぬきんぐの主張がわかっていただけると思います。

たぬきのまとめ

ブルーライトが日内リズムに悪影響を及ぼすのは明らかです。

視力低下については確定した見解は得られていないようですが、視力低下しないという結果は今のところ出ていないようです。
原文はあくまで「スマホで失明する」という記事に対する火消しにすぎません。

日内リズムがずれるというのも、不眠などで体調が崩れるのでバカにできるものではありません。
たぬきんぐはアンチブルーライト派なのでデスクライトも電球、モニターもブルーライトカットのものにして安眠できるようにしています。

たぬきんぐは一応お医者さんなので、ときどき健康記事を書いています。

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