たぬきんぐですじゃ。
先日簿記の試験を受けてみごと撃沈…。
というわけで、失敗の原因を考察しました。
良かったらご参考にしてくだされ~。
無茶なスケジュール
簿記の3級に合格したのが6月。
そこで2級と1級も順番に受けようかなーと思ったわけです。
簿記2級は2月、6月、11月の年3回あるのですが、
簿記1級は6月と11月しかありません。
当初は簿記2級だけを11月に。
簿記1級を2月に申し込む予定だったのですが、2月に簿記1級がないので同時に受けることにしたのです。
これが失敗でした。
首を痛めたりFP3級を受けたり手足口病にかかったりしていたので、本格的に勉強したのは2カ月程度になりました。
2級だけに絞ればよかったのですが、1級に手を出してしまったのがミスでした。
簿記1級の分量多すぎ問題

まず、簿記1級は分量がすごく多いです。
テキストも3級が1冊でよかったのに対して
2級:2冊
1級:6冊
と、すごく多くなっています。
挿絵も少なくなって漢字も多くなって、一通り読むだけでも結構時間がかかるのです。
さらにテーマも難しくなってきてヘッジ会計やら割賦販売やらイメージしにくいものも多く、試験までの日数が少ないこともあり薄く広く勉強してしまいました。
そして合格するつもりだった2級の勉強時間を削ったツケまで払う羽目になったのです。
試験当日の体力問題
そもそも簿記2級は過去問では大体8割後半の点数を取れていたので普通にやれば合格できるはずだったのです。
しかし、残念ながら当日は計算ミスのオンパレード。
多分4点くらい足りないんじゃないかな…。
朝の1級の試験3時間で、かなり消耗してしまったのが敗因の一つです。
せっかく消耗しても5割取れているかも怪しい簿記1級ですが…3時間の午前の試験でかなり疲れてしまいました。
言い訳になりますが、2級の試験はきちんと計算用紙には仕訳けられていたのに最後に見落としてしまったものもたくさん。
なかなか若いころのような長時間の集中力を保つのは難しいようです。
1級の受験会場はガチ勢ばかり

3級と比べて、1級の受験会場は雰囲気が全く違いました。
2級と比べても全く違いました。
なんというか…みんな勉強慣れしている顔をしているんです。
テキストも使い込まれています。
しかもその中から10人に一人しか合格できない。
将来公認会計士を目指している方も多いのでしょう。
1カ月勉強した程度の素人が来ちゃダメだったのです。
場違いだったのです…!!
電卓の音が全然違う!
ブラインドタッチでもしているんでしょうか…。
電卓を押す音が
タタタタタタタタ…
と、連打音みたいに聞こえてくるのです。
たぬきんぐはぽちぽちと人差し指で丁寧にボタンを押していくスタイルなのですが、
周りから聞こえてくるのは熟練のブラインドタッチのような音ばかり。
たぬきの失敗まとめ


というわけで、
・1級と2級の同時受験は無謀
・1級と2級を同時に受けると疲弊する
・1級はガチの試験。気軽に受けちゃダメ
以上、3点の反省点がありました。
ドラゴンボールに例えると
3級=ラディッツ
2級=ナッパ
1級=ザーボン
くらいの差があります。
3級合格して甘く見ているとボコボコにされます。
お気をつけて…。
とはいえキャッシュフロー計算書を読めるようになったり、いくつか得意な分野もできたので勉強はこれから役立ちそうです。
来年リベンジしますかのぅ。
簿記3級は満点合格しましたぞ!
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