たぬきんぐの日常

こんな教師が増えてほしい!お世話になった中学の先生の話

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たぬきんぐですじゃ。

教育問題を語っているとアンチ教師みたいに思われてそうなので…。
お世話になった素晴らしい中学時代の担任の先生の話を書いておきます。
たぬきんぐのピーク(笑)中学時代の話ですじゃ。

一見どこにでもいそうな普通の先生

お世話になった先生は35歳くらい(多分)の人あたりの良いおっさんでした。
科目は数学。授業は平凡、まあまあ。
塾の名物教師ほどわかりやすいわけではありません。
どこにでもいそうな普通の先生って感じです。

ですが、教師の良さというのは別のところにあると思うのです。

生徒に目を配り、いじめや孤立を事前に防止する先生

中学時代はかなりいじめが少なかったと感じます。
本格的に火事になる前にボヤで終わるイメージでしょうか。

当事者じゃないので詳しくはわからないのですが、いじめが始まっても少ししたらおさまっていたのでうまくコントロールをしていたのだと思います。

そんな中、自分が経験したエピソードが一つ。

友達がいない子を救う先生

「おい、たぬきんぐ。ちょっと相談なんだけど。」
え、なんだろう。真面目な顔で呼び出し・・・。

<<人のいない部屋へ。>>

「〇君が最近休みがちなんや。」
…そういえば最近よく休んでる。
「△君と話さなくなって、話し相手が誰もいないみたいなんや。」
…確かに△は最近他のグループの人と仲が良い。
「そこでだ!たぬきんぐのグループで時々話し相手になってもらえないか?」
…特に接点がなかったから疎遠だったけど、気はあいそうかも。

ということで、たぬきんぐと特に仲のいい2人にも相談して〇君と話す機会を増やすことに。

学校での会話が増えた〇君は元気になり、たぬきんぐは友人が一人増えたのでWin-Winになりました。

生徒の意欲を伸ばす先生

プチ自慢ですが、たぬきんぐは中学時代成績が学年で一番でした。

ですがそこは中学生なので天狗になりがち、サボりがち…。
隙あらばゲーム!w
そんな世の中を甘く見てしまいそうな若者を、先生は見逃してくれませんでした。

そんなエピソード。

成績1位の子の能力をさらに伸ばすために気配りをする

中2の頃のことです。この頃が一番サボりがちでした。
そこで先生はひたすら負荷をかけてきます。

上の学年の模試を受けさせる

「おい、たぬきんぐ。ちょっと話があるんだけど。」
なんだろうか…。

「お前。今の学年ではまあ、一位なんだけども。」
…うん。
「上の学年の模試、一緒に受けてみたらどうだ?上級生相手に勝てるかな?」
…何それ面白そう。ハードモードのゲームみたいだ。

というわけで、中3の駿台模試にトライ!
当然上の学年では1位をとれず…。
「まだまだ勉強することがたくさんあるなあ!」という先生の心の声が聞こえたような気がしました。

外のイベントにチャレンジさせる

ある日の放課後。

「おい、たぬきんぐ。」
はい。

「お前、数学オリンピックに出てみないか?」
…なにそれ凄そう。
「数学オリンピックの予選というのがもうすぐあるんや。予選突破して、本選にも勝てば国際数学オリンピックというのもある。」
…なんか楽しそう!予選くらいは突破してやるぞ。
※注 数学オリンピックは高2までの範囲で行われるイベントです。

~数学オリンピック予選~

え、ナニコレ。習ってない記号がいっぱいある!?
グエー死んだンゴ…。

~後日~

撃沈。数えたら解けるような問題くらいしか解けませんでした。

先生「世の中にはすごい奴がいっぱいおるんや!」
天狗にならないように、気遣いをしてくれる先生。
ありがたや。

生徒の進学先にも最大限気配りする

もう時効だと思うので…。

中3の終わりの頃、たぬきんぐは私立高校を受けることにしていたのです。
合格は余裕そうだし、私立なので内申点も必要ありません。

そんな中、先生に相談されます。

「たぬきんぐ、ちょっと相談なんだけど…。」
…なんでしょう。
「数学の内申点のことなんだけどな。本来なら成績1位のお前は5になるんだけど」
…うん。
「□君が難関公立をうけるんや。彼は優秀なんだけど、どうしても成績順につけると内申点がギリギリ4になってしまう。」
…ふむ。
「お前私立受けるから、もし構わなかったら内申点を4にさせてもらえないか?」
…どうせ公立受けないから1でもいいですよ。
「いや、それは改竄になるから絶対アカン。ただ、提出物忘れの件とかをいろいろあわせたらギリギリ4にはできるんや。すまんけど…。」
…宿題忘れたこともあったし授業中漫画書いてたこともあったので、全然ありっぽいんじゃないでしょうか。

普通は相談なんてせずに勝手に調整するもんだと思うんですが…
葛藤があってわざわざ頭下げに来てくれたのでしょう。

□君も無事希望校に通ることができました。

チップを渡さないと内申点を減点するような教師には爪の垢を飲ませたいですな。

たぬきのエピソードまとめ

エピソードばかりになりましたが、本当にいい先生でした。
中学の先生がいい先生ばかりだったので、高校は体罰当たり前で悲しかったのぅ…。