たぬきんぐの日常

アメリカの小学校でプログラミングを習った体験談

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たぬきんぐですじゃ。

2020年から小学校でプログラミングが必修化される予定です。
プログラマーにならないなら要らないという意見もあるようですが…
実際はプログラミングを使わない仕事でも役に立つスキルになります。

少し古い話も混じりますが、アメリカでのプログラムの授業の体験談を元にプログラミング教育のメリットについて解説します。

アメリカでは30年前でもプログラムの授業が…



筆者がアメリカに住んでいた約30年ほど前に、すでに小学校ではプログラミングの授業がありました。
涼しいコンピュータールームには最新型のアップル社のMacintoshが30台ほど。
各クラス教室にも1クラス1台パソコンが置いてあり、休み時間にパソコンを使って遊ぶこともできました。
当時は日本ではまだワープロが主流の時代です。
学校を訪れた両親は日本の学校との違いに驚いたそうです。

授業の様子

だいたい週1回のペースで専門の先生がコンピューターの授業を担当してくれました。
当時おそらく主流だったBASICというプログラム言語を使った授業でした。
授業自体は簡単な内容です。

「上の図のようにスタートからゴールまで、駒を動かすプログラムを作れ」
みたいな単純な課題が与えられます。
10 まっすぐ進む
20 左に90°曲がる
30 まっすぐ進む
のようにプログラムを入力し、駒を動かしたりします。

もうちょっと複雑なルートになるとプログラムが思ったように動かなかったりして、先生に教えてもらいながら間違いを理解していきます。

子どもたちが飽きないように先生が「複雑な幾何学模様を作るプログラム」を見せてくれたりすることもありました。

プログラマーにならなくても…

私はプログラマーじゃないので普段プログラムは役立っていません。
上で書いたプログラムの話もツッコミどころがあるかもしれません。
それでもプログラムの授業はすごく役立ったと思っています。
日本に帰ってから学校の成績がそれなりに良かったのもプログラムの影響が大きかったと思います。

物事を論理的に考える癖がつく

プログラムを勉強すると、ものごとを論理的に考える能力が磨かれます。

例えばですね…
医師「肝機能が悪くなっています。ビールは控えましょう。」
患者「そうは言うけど、みのもん〇がビールは体に良いって言ってたぞ」
医師「ですが、アルコールの影響で肝機能が悪くなっていてこのままでは…」
患者「なんだと?みのもん〇の言うことがウソだっていうのか?お前はみのもん〇より偉いつもりか!若造がふざけるな!」

病院でこういうやり取りってたまにあるものなんですが。
「みのもん〇が偉いかどうか」と、「ビールを飲んでいいかどうか」って別の問題なんですよね。
でも、そこを分けて考えることができないとこうなってしまうのです。

この例は少し極端ですが、論理的にものごとを考えることが苦手な人は結構多いです。

「あの人の言っていることだから正しいはずだ」
「昔から続いているからいいことのはずだ」
みたいな考え方だと騙されやすくなりますし、自分で考えて動くのが下手になります。

日本の若い人はパソコンが苦手

日本の若い人はパソコンが苦手です。
今はスマホがあるから良いかというと…

教育社会学者の舞田先生のブログによると、日本の若者のパソコン所持率は先進国の中でもかなり低い部類だそうです。
たしかに中学や高校でレポートをWordで提出するとか、あまり聞きませんよね。

パソコンが使えない、エクセルができない、キーボードを触ったことがないなど。
若者がパソコン音痴になってしまうと、社会に出てからパソコンの使い方を学び始めるようになってしまいます。
プログラマーじゃなくても、今の時代パソコンが使えないと損ですよね。

とはいえ、経済的な問題で子供にパソコンを買えない家庭も多いでしょう。
学校で慣れさせてくれるなら、ありがたいことだと思います。

おまけ:プログラミングを習うなら、中身をよく見たほうが良い

少し話がそれますが、小学校や中学校のお子さんにプログラミングを習わせる場合の話です。

プログラミング教室をいろいろ探していると、中身が教室によって結構違うことがわかりました。
Scratchという子供用プログラミング言語からスタートするところが多いのですが、それ以外の部分は教室によって個性がいろいろです。

・ロボットなどを使って楽しく学ぶ路線
・ある程度慣れたらRubyやPythonなどを使っていくガチ路線
・illustratorやPhotoshopなどを使うデザイナー路線

など、教室によってさまざまです。

子どもの個性に合わせて楽しく学べるところを選ぶと良いと思います。
意外と個人の塾みたいなところでバリバリのプログラマーが教えることもあるようです。

たぬきんぐのまとめ

書道を習うのは書道家になるためかというとそうではありません。
音楽の授業が音楽家になるためのものというわけでもありません。

プログラミングもまた、プログラマーになるためのものというわけではないのです。

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