たぬきんぐですじゃ。
最近肩こりがひどかったのですが、寝違えたのをきっかけに肩痛がどんどん悪化…。
ブログを書くのも痛いという有様。
どうしようもなくなったので、人生初の鍼灸院体験をしてきました。
医者が鍼灸院に行くのは結構珍しいかもしれません。
はじめての鍼灸院
近所の人に評判のいい鍼灸院に恐る恐る予約をとってみるところからスタートです。
幸い当日OKということでした。
今回鍼灸院に行くことに決めた理由は
・慢性の筋肉痛で、関節痛や椎間板ヘルニアなどではない
・慢性の痛みなので専門はペインクリニックだが近所に存在しない
◎近所に評判のいい鍼灸院がある、腰痛や肩痛が良くなったという体験談多数
ちなみに鍼灸をおまじないや古代中国の呪術みたいなものと勘違いしている方もいますが、それは間違いです。
ヨーロッパやアメリカでは鍼灸は治療に(病院でも)用いられています。
例えばアメリカのバルティモアの病院から鍼灸が肩痛に効くという論文も出ています。
(Lathia, Amanda Tiffany, S. M. Jung, and Lan X. Chen. “Efficacy of acupuncture as a treatment for chronic shoulder pain.” The journal of alternative and complementary medicine 15.6 (2009): 613-618.)
入ってみると・・・

オシャレできれいな鍼灸院でした。(上の画像は今回の鍼灸院ではありません。)
受付を済ませると、問診表にいろいろと書いていきます。
寝違えだけなら保険診療だけで行ける(=安い)ようですが、追加の治療もお願いすることに。慢性的な肩痛もどうにかしてもらいたいので仕方ありません。
たぬきんぐが行ったところは最終的には初診の日が3千円程度だったので高価ではありませんでした。町のマッサージ屋程度の価格です。ただ、保険外の値段設定は鍼灸院によって違いますのでご注意を。
診察と治療の様子!
さて、鍼治療の良さを言っておきながら・・・と言われそうですが、今回はマッサージや温熱療法を受けてきました。
鍼はやめておきました。ディスポですか?と聞くタイミングがなかったので…。
欧米は使い捨て鍼しかないので大丈夫らしいですが、日本は再利用するところもあるので・・・。
関連記事:鍼灸院・針と感染症の関係を医師が考察
先生の説明が丁寧でわかりやすい!
60歳くらいでしょうか、たぬきんぐよりは一回り以上年上のベテランの先生でした。
今回は医者であるということは隠して、専門的知識がない人を装って説明を聞いてみました。
肩の動く範囲や痛みの位置、しびれの有無など一通りの話をしたところで、タブレットを使って筋肉の走行などを丁寧に説明してくれます。
高齢のベテランでも新しいデバイスを揃えてわかりやすく説明しようと勉強している姿勢!
素晴らしいですのぅ。
話し方も丁寧でわかりやすかったです!もちろん人気の先生だからという部分もあるとは思いますが・・・
医者だと、同年代でも小馬鹿にした態度で説明してくる失礼な奴もおりますからのぅ。
治療開始!
新しそうな機械が並んでいるのを見てびっくり。
想像していたよりはるかに新しい機械を使った治療です。
温熱療法や電気治療、高周波治療器を使った本格的な治療が始まります。
あとから調べてみたのですが、ペインクリニックと重なる治療も多いのですね。
もちろん一瞬で治ったりはしませんが、体の動きはだいぶよくなりました。何回か通えば肩痛もよくなりそうです。
強いて文句を言うとすれば・・・
あえて言うなら次回診察までの痛み止めがほしいところですのぅ。
お薬は鍼灸院では出せないのでこればかりは仕方ありません。
自宅の常備薬で対処します。
治療やスタッフの対応などは全て二重丸でした。素晴らしい!
たぬきのまとめ
実は今日2回目の治療に行ってきました。
まだ痛みはあるのですが、全盛期と比べるとだいぶ動くようになってきました。
評判のいい鍼灸院は、やはり評判がいいだけのことはありますのぅ。
鍼灸院の先生と組んで研究したら結構いいデータが取れるんじゃないかな…などと少し研究にも興味を持ちつつ、体験談終了ですじゃ!
たぬきんぐはたまーに鍼灸関係の記事も書いてます。