投資の基本

FXはリスクヘッジに使える!失敗を避けるFXの使いかた

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たぬきんぐですじゃ。

FXと聞くと、一攫千金、億トレーダー、破産、借金などなど物騒な話を聞きますのぅ。
ここではそういった多数派(?)のFXとは全く違う無難なFXの使い方の話をしますぞ。

まずはじめに~おことわり



ここではハイリスクな取引とは別ベクトルの、「なるべく危険を避けるFX」の話をしますが、レバレッジのかけ方などで大間違いをすると取り返しのつかないことになります。
また、借金してFXの資金にするなどと言うのは借金して宝くじを買うような無謀なことです。
危険な橋を渡る場合は相応のリスクを覚悟しましょう。

個人的には、トレーダーとしてFXをすることもおすすめしていません。
トレーダーは弱肉強食の世界。
勝てるのはトレーダーたちのトーナメントで優勝できるごく一部だけです。

ほとんどの新規トレーダーたちは敏腕トレーダーの養分となり、新規トレーダーの貴重なお金は敏腕トレーダーの生活費になります。
そしてほとんどの敏腕トレーダーたちもまた、数年後には世界的な敏腕トレーダーや凄腕AIの養分になる運命なのです。

ここで話すFXの使い方は、トレードによる利益が目的のFXとは別の話になります。

本題:リスクヘッジにFX?

FXは危険なもの・・・という意見は根強いのですが、今回の話は全く別の話。

(説明の簡略化のため、為替手数料やスワップポイントなどの計算は省いております。)

お店屋さんのリスクヘッジの例1

イメージしやすいように、ここからあなたは酒屋さんになりきってみましょう。

あなたは2カ月後に発売される新しいスコッチウイスキーをイギリスから1万ポンド(イギリスの通貨)分、仕入れようと考えています。

今現在の相場は
1ポンド=142円 です。
あなたはポンドは今が底のような気がしています。
2カ月後には1ポンド=150円くらいになるかもしれません。
しかも予算は142万円ほどしかなく、前払いするわけにもいきません。

勘の言い方はすでにおわかりでしょうが、こういうときに”FXは使える!”のです。

この例の場合なら1ポンド=142円の時点でFX口座に142万円を入金して1万ポンドにかえておけば

2か月後に1ポンド=150円になったとしても、FX口座には1万ポンド分のお金がありますので安心ですね。

もちろん、2か月後に1ポンド=135円のようにポンドが安くなった場合は損することになります。
しかし、商品を仕入れられなくなるリスクと天秤にかければどうでしょうか。

「今の値段で買えるなら上々だ」という場面はよくあるものなのです。
しかし、相場はそこで止まってくれません。
おいしい相場で外貨を準備しておく…そのためにFXを使うという手があるのです。

お店屋さんのリスクヘッジの例2

さて、酒屋さんの例の応用編です。

あなたは2カ月後に発売される新しいスコッチウイスキーをイギリスから1万ポンド分、仕入れようと考えています。
今現在の相場は
1ポンド=142円 です。

あなたは手元に71万円しかありません。発売の1週間前にお得意様から71万円の入金があるので、あわせて142万円で買いたいと思います。
しかし、ポンドが値上がってしまうと困ります。

こういうときに使えるのが「レバレッジ」です。

この場合71万円の証拠金でレバレッジ2倍でポンドを買っておけば・・・
2カ月後にポンドが1ポンド=150円になったとしても値上がった分の利益がもらえますので、無事スコッチウイスキーを仕入れることができます。

調子に乗ってロスカットされないように、くれぐれもレバレッジの計算は間違えないようにしましょう。

このように、お店やネットショップなどで外国との取引をする場合は為替変動のリスクに振り回されないように、無難な相場の時にFXで通貨を売り買いしておくという手が使えるのです。

おまけ:日本円貯金も目減りするという話

1ドル=80円の頃に銀行に120万円預けていたまま、
1ドル=120円になったら大損しています。

具体的に言うと、ドル換算で15000ドルの貯金が1万ドルに減っているのです。

15,000 – 10,000 = 5000

ということで、5千ドルも損したことになるのです。

円高ドル安になったタイミングでドルにかえておけば円が暴落してもダメージは小さくなります。
私は金融資産の大部分は米国株など海外のものに変えています。
円高の時に変えておいたので、株価が暴落しても円換算では大幅の黒字です。

たぬきのまとめ



 FXはトレーダーのように危ない橋を渡るだけのものではありません。
むしろリスクを減らすために使うこともできるのです。

FXにはリスクヘッジ目的の使い方以外にも、スワップポイント狙いのレバレッジ1倍FXなど低リスクの投資方法があります。
低リスクだとぼろ儲けはできませんが、そもそも投資は平均年3%増やせれば上々です。欲張ってはいけません。

米ドル取引ならDMM FXSBIFXトレード、英ポンドならライブスター証券、豪ドルならヒロセ通商がスワップポイントの関係でおすすめです。
(金利差によってはスワップポイントがマイナスになることもあるので、必ずスワップポイントはチェックしておきましょう。)

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