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帰国子女あるある?リコーダーが全然吹けなくて学校で困った話

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 たぬきんぐですじゃ。

 

日本の教育は一度落ちこぼれた人に冷たいなと感じております。

たぬきんぐは帰国子女なのですが、日本に帰ってきていろいろと困ったことがありました。

その中でも一番困ったのがリコーダーです。

アメリカではリコーダーを習わない

日本にずっと住んでいると当たり前のように習うリコーダーなのですが、アメリカでは見たこともさわったこともありませんでした。

小学6年生で日本に帰ってきたとき、授業でいろいろと困ることがあったのですが・・・

一番困ったのがリコーダーです。漢字よりも困りました。

いきなり6年生の教科書からスタートする悲劇

普通の学校では小学校3年生からリコーダーを練習するので、ほとんどの小学6年生はリコーダーを吹くことができます。

ドレミの音の出し方から練習して、小学3年生から徐々にうまくなっていくわけです。

 

小学6年生で日本に帰ってくると、いきなり6年生の教科書からスタートします。

外見はただの転校生なので、前の学校でやってきたかのように扱われます。

多分担任の先生はリコーダーを吹けないのは知っているはずなのですが、一度もフォローしてくれませんでした。

音を出すと白い目で見られるように

初めは頑張って自分のペースで音を出そうとするのですが、どうしても他の人たちと同じように音が出せません。

音を出すと白い目で見られるので、何となく指を動かしながら吹いている真似だけをするようになるまで一か月もかかりませんでした。

「吹いているふりだけをしている自分が申し訳ない」

「ばれたら先生に怒られるかもしれない」

などと初めは思っていたのですが、特にお咎めもなく毎時間すぎていきました。

 

先生が頑張って教えるのも中くらいの出来の子が中心でした。

自分は先生に完全に見捨てられていましたし、追いつくチャンスはないと思えました。

完全に劣等生の扱いでした。

今思い返すと、得るものは大きかった

アメリカではそこそこ優等生で過ごしていたので、劣等生の気持ちを経験できたのはいいことでした。

苦手なことには、自分の力だけではどうにもならないものがあります。

逆に自分が得意なことも、環境や周りのサポートがあってこそなのです。

 

自己責任論は成功者が自分の手柄を増やすための理論です。

日本では自己責任論が根強いですが、生まれ育ちや周りの環境を度外視した自己責任論はおかしいと感じます。

学校は教師が足りない!



ほとんどの日本の学校はスタッフの数が少なく、落ちこぼれても助けるだけの余裕がありません。現状でもいっぱいいっぱい。職員室も昼間はガラガラです。

 

ところで、大人でも調子が悪かったり回り道をする時期があるわけですが、当然そういったことは子どもにも起こることがあります。

病気で長期入院したり

家族が死んで落ち込んだり

そういったどうしようもないことが原因で一時期勉強が遅れるだけでも、なかなか取り返すチャンスはありません。

遅れた人にとっては前の学年の授業のほうが役に立つことが多いこともあります。

 

割り算ができない中学生に「お前が悪い」と煽ることはかんたんですが、彼らにとって

・方程式の授業+煽り
・割り算の授業

どちらが必要か、考えるまでもないでしょう。

そもそも全生徒に同じ進度で授業をすること自体、システムが古すぎるのです。

現実的には、習い事でカバーするしかない

残念ながら国の予算を自分で決めるわけにもいかないので、教育者に使われる予算は少ないままです。

現実的には習い事をうまく使ってフォローするか、私立に通うしかないでしょう。

 

たぬきんぐは、遅れていた漢字の勉強は塾でやりました。

たぬきのまとめ

幸い、リコーダー吹けなくて人生困ったことはありません。

ですが、できなかったのがもっと大事な科目だったら、もっと厳しい人生が待っていたのでしょうなあ。

病気で休んだ日の授業は動画で見れるようにするとか、もうちょっと学びやすいシステムになってほしいものです。