教育・子育て

組体操は危険、廃止するべき。薄っぺらい団結力など無意味だ!

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たぬきんぐですじゃ。

秋になり運動会の終わった学校も多いでしょう。
組体操による事故のニュースが話題になった後も、危険な組体操を行う学校はまだまだ多いようです。
運動会の目玉扱いされる組体操ですが、そもそも本当に必要でしょうか。

組体操は事故が多い。死亡することも

組体操は学校のイベントの中でも特に事故の多いイベントの1つです。

死者数は1969年からのデータで10人
障害を受けた子は2014年までのデータで92人。

さらに毎年8000人近いけが人を出し、2000人前後が骨折するのが組体操というイベントなのです。

ざっくり言うと
・5年に1人死ぬ
・毎年2人重い障害を持つ
・2000人が骨折する、さらに捻挫や脱臼も多い

という怪我の多い危険なイベントが組体操(あるいは組立体操)です。

ちなみに9段などではなくても十分死にますので注意が必要です。
過去のデータでは2段タワーや3段ピラミッドでも死者が出ています。

危険な県の傾向もある

危険な組体操を行う地域は傾向があります。

兵庫県は組体操文化が根強く、特に怪我人が多い危険な県です。
他には香川・鳥取・神奈川・埼玉・大阪なども多いです。

一方で島根・福井・富山・新潟などでは怪我人が非常に少なくなっております。
兵庫県と比べると事故率は50倍以上少ない地域もあるのです。

9段ピラミッドのような危険な技を禁止し始めた地域もありますが、代わりに人間おこし(トラストフォール)と呼ばれる危険性の技が流行っているので油断は禁物です。

他のスポーツと比べてなぜ危険なのか



バスケットボールのほうが怪我が多いという意見も聞いたことがあるので解説します。

組体操の他に小中学生に怪我が多いスポーツは

・跳び箱
・バスケットボール
・サッカー

の3つです。

バスケットボールのほうが骨折の件数は多いのですが、これは指の骨折の割合が多いのです。
指以外では捻挫など足のケガも多いですが、頭や首を強く痛めるケースはかなり少ないのです。
指や足のケガもつらいですが、命に関わるという心配はあまりありません。

これに対して組体操は、頭・首・肩などを強く痛めることが多くなっています。
打ち所が悪く衝撃も強いため、重症化しやすいのです。

ちなみに跳び箱も頭や首の怪我も多いです。
跳び箱も学校でやらせるメリットの少ないスポーツです。

(参考データ:奈良県ホームページ組体操分析資料

組体操で身につくと言われる団結力とは何なのか

組体操が大好きな兵庫県の教員などからよく聞かれる「団結力」という言葉。
これはいったい何なのでしょうか。

組体操の少ない県や外国ではあまり磨かれないのでしょうか。
達成することで何か得られるのでしょうか。

私はブラック企業の苦行に黙って耐える能力しか身につかないと思います。

強制される団結に価値はあるのか?

土台は嫌だなあ…上は怖いなあ…。
「団結」の前には個人の気持ちは押し殺されることになります。

そういった気持ちを押し殺すよう強要され、怒鳴られ、有無を言わさず。
一方的にピラミッドを作ることを求められる子供たち。

ピラミッドを作ることに拒否権はない。
教師の言うことを黙って聞くしかない。
そんな状況で、トップダウンで与えられた命令を聞くクラスメートとその場限りの「団結」をすることにどれだけの価値があるのでしょう。

団結力やリーダーシップを身につけることは本当は非常に難しいことなのです。

サッカー日本代表が団結するためにピラミッドを作りますか?
ビル・ゲイツはどうでしょうか?
トップを走る人間にとって、組体操が茶番なのは当たり前のことなのです。
そんなに素晴らしいものなら、Googleだってトヨタだってみんなやってます。

そもそも学校の先生たちってそんなに団結してますか?

たぬきのまとめ

組体操は廃止一択です。存続させるメリットはありません。

学校は命をかける場所じゃないはずです。
薄っぺらい感動より、子供の安全を守りましょう!


たぬきんぐはときどき教育記事を書いてます!
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